WindowsマシンでのAVI動画再生
最近、デジタルカメラや冷却CCDで撮影された画像を数十コマ繋ぎ合わせて彗星の移動の様子や星空の日周運動の様子などを動画にして公開されています。
しかし、閲覧者側のPC環境でその動画が再生できなかったりして、悔しい思いをけっこうされているようです。
その解決法をここに紹介します。
◆パソコンの中の環境を確認します
「コントロールパネル」→「システム」→「ハードウェア」→「デバイスマネージャー」→「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」→「ビデオCOECD」もしくは「オーディオCOECD」のプロパティで、自分のパソコンに適用されているコーデックを確認できます。
◆拡張子「avi」ファィルを再生できない原因
1.aviファィル自体が壊れている場合。(あきらめましょう)
2.aviファィルが途中で切れている場合。(1.とほぼ同じ)
3.パソコンの処理能力が劣っていて再生に追いつかない(PCを買い換えましょう)
4.圧縮に使用したcodecがインストールされていない場合。(以下参照)
◆コーディック(codec)とは
AVI形式は元々動画圧縮形式を指す拡張子ではありません。
AVIファイルのコーディックにはMS-MPEG4とDivXが大半です。
DivXコーディックを組み込むことにより、大半のAVIファイルの再生が可能となります。
MS-MPEG4
Microsoft社のコーデックなので Windows Media Player(7.1以降)がインストールされていれば自動で入るコーデックです。
Windows98SEを使用している場合は、初期状態でWindows Media Player7.1 が入らないので、アップデートする必要があります。今ならWindows
Media Player9 シリーズをインストールすれば大丈夫です(Windows98の場合はWindows
Media Player7.1をインストールします)。 WindowsXPの場合は、初期状態でWindows
Media Player8がインストールされています。コーデックに関しては問題ありませんが、Windows
Media Player 10 が提供されたのでアップデートをおすすめします。WindowsME/2000もコーデックに関しては問題ありませんが、Windows
Media Player9 シリーズにバージョンアップをおすすめします (最新のWindows
Media Player 10はWindowsXPにだけインストール可能)。バーションはV1〜V3でV3は圧縮する事ができません。
Windows Media Player のダウンロード
DivX Video
これをインストールすればほとんどの avi ファイルは再生できると思います。
DivXには完全無料のDivXとシェアウェア(有料)のDivX Proがあり、圧縮作業をする際に解像度を変更するには
DivX Proが必要になります。変更する必要が無い、もしくは再生するだけであれば、無料のDivXをインストールすれば十分です。なおDivXにはDivX
Playerも付属されますが、DivXをインストールした時点でWindows Media Playerでも再生可能になります。
DivX 5.2 for Windows (FREE)のダウンロード
◆ 「Windows Media ファイル(WMV9)」の入出力対応ソフト
TMPGEnc 3.0 Xpress に搭載している各種フィルター機能や補正機能を利用することで、簡単に高画質・高音質のWindows
Mediaファイル(WMV)の作成が可能になりました。入力素材に5.1ch音声を用いられますと、5.1ch音声のWindows
Mediaファイルとして出力することも可能です。
TMPGEnc 3.0 XPress